堺市 内科・循環器科・呼吸器科『すが内科クリニック』◎気になる症状は内科、循環器科、呼吸器科に限らずご相談ください。

堺市:内科・循環器科・呼吸器科 すが内科クリニック
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よくある質問
質問 なぜ、鼻炎がおきるのでしょか?
  答え 風邪をひいているわけでもないのに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりがでる。
これは鼻炎の症状です。ハウスダストやダニ・カビ・花粉・ペットの毛などの物質が鼻の粘膜に侵入します。そこで、肥満細胞の表面で反応してヒスタミンという物質が出てきます。このヒスタミンがくしゃみ・鼻水・鼻づまりを引き起こすのです。
   
質問 鼻炎を起こすアレルギーの原因はどうやって調べるのですか?
  答え 主に血液検査でわかります。アレルギーの原因であるアレルゲンはスギに代表される樹木やブタクサ等の雑草、ダニやハウスダスト(ほこり)、カビ、種々の食べ物やペット等の動物上皮まで、たくさん種類があります。
   
質問 鼻炎の治療法はどんな方法がありますか?
  答え 薬物療法・減感作療法・手術療法があります。
   
質問 薬物療法は?
  答え いわゆる抗アレルギー剤の内服薬や点鼻薬を使います。
昔は抗ヒスタミン剤が主体で、副作用として眠くなりましたが、今は改善された抗アレルギー剤が主流です。非常に軽いタイプから少し強めのタイプまで各種あります。
服用方法も一日1回か2回のタイプが多いです。
私自身も服用していますが、眠気はないです。
   
質問 減感作療法は?
  答え アレルギーの原因物質のエキスをこまめに注射していきます。初めは極薄い少量から徐々に濃い液にして、体を慣らしていく方法です。数ヶ月から半年ぐらいかかります。主に耳鼻科さんで行っている場合が多いです。
   
質問 手術療法は?
  答え 鼻の粘膜をレーザーで焼くことが主流になっています。効果は個人差があります。主に耳鼻科さんで行っている場合が多いです。
   
質問 内服する時期は?
  答え アレルギー症状が出る前からの服用がより効果的です。花粉症の方は花粉情報に注意しましょう。
   
質問 動脈硬化ってどんなことでしょうか?
  答え 年齢と共に血管、特に動脈の壁が硬くなり、弾力性を失います。
例えると、ゴムホースは古くなると硬くなり、ひび割れを起こしますね。これに似ています。
   
質問 動脈硬化に気をつけようってよく言われますがなぜですか?
  答え ゴムホースの例で考えましょう。
初めは軟らかく、弾力性もあるホースも古くなると硬くなり、ひび割れしてきますね。
日が当たり、風雨にさらされたゴムホースは早く傷みますが、こまめに手入れしているホースは長く、弾力性を維持できますね。
人間も40歳を越えると動脈硬化が見られますが、高脂血症・糖尿病・高血圧といった動脈硬化を早める病気がある人は、日頃から病気のコントロールをしておかないと、将来大きな差が出てきます。
   
質問 熱中症とは何ですか。
  答え 熱中症とは暑い環境下で生じる障害の総称です。一番暑い8月中旬頃より、梅雨時期から夏上旬にかけての方が起こりやすいです。それは暑さに対する体の慣れができていないためです。
   
質問 熱中症にはタイプがありますか。
  答え 熱中症には熱失神・熱疲労・熱けいれん・熱射病の4つのタイプがあります。
1.熱失神は皮膚の血管が拡張したために血圧が下がり、脳循環が低下してめまいや失神が起こる状態です。
2.熱疲労はいわゆる脱水状態で、脱力・倦怠・めまい頭痛・吐き気が出ます。
3.熱けいれんは、多量の汗をかいたために電解質が崩れ、手足の筋肉がけいれんを起こす状態です。
4.熱射病は体温の上昇により、中枢が麻痺して意識を失い、命を落とす事が多い状態です。
   
質問 脱水に気を付けろと良く言われますが。
  答え 熱疲労いわゆる脱水状態ですが、子供やお年寄りに多いです。
子供は腎臓機能が未熟であり、体からの熱の算出量も多く、汗もよくかくからです。
一方、お年よりは腎機能が低下し、水分を蓄える筋肉も少なくなり、喉の渇きも感じにくくなるからです。小さい子供さんは、自分で症状を言いません。唇が乾き、舌に湿り気がなくなる。尿の量が減る。顔色が悪い。不機嫌になる。といった症状があれば脱水に注意しましょう。
   
質問 脱水予防にお茶を飲んでいますが・・・
  答え 水分補給には水やお茶が必要ですが、それだけではいけません。汗をかく事を昔からよく塩が噴くと言います。汗には塩分等の電解質が入っています。たくさんの汗をかいた後に水やお茶を取ると循環量は増えますが、血中の電解質の濃度はむしろ下がります。濃度が下がると体内の浸透圧が下がりますので、脳はこれ以上浸透圧が下がるのを防ごうと働き、喉の渇きを止めようとします。そうすると喉の渇きが改善し、脱水が治ったかのように感じます。この錯覚が脱水症を悪化させます。
このような悪循環を改善させるには、水やお茶以外に電解質の入った飲み物・・スポーツドリンクを取りましょう。糖分の入っている物やカロリーオフの物等、色々販売していますから、自分に合った物を。
   
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